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第22回「卓晏」 2019.5.15

参加者:体験者2名、体験者家族1名
献 立:豚肉のマスタードオーブン焼き、人参のラペ、梅ひじきご飯、しめじの味噌汁

 今回、本当に珍しいことですが2ヶ月連続で同じ顔会わせになりました。

 この日の新聞に、製剤キムリアが公的医療保険の適用対象となることが決たことが記事になっていてその話題から話の輪が広がりました。

ここでとりあげておこうと思った事を記しておきます。

 

<薬の価格等のこと>

 公定価格が約3350万円これって高いの安いの?という話題から、オプジーボも最初は高額だったが使える範囲(癌種)が増えるとこで価格が下がったことでの価格の決め方や、病院と製薬会社の関係や経営について、個々の年間治療費の話題へと話がふくらんでいきまいた。

新薬の価格が高額になるのは、薬の開発には莫大な時間と経費が影響していることや開発会社が世界でも数社しかないこと、日本の制度から今後新薬の使用状況などから変更されたりするかもというかなり近いようで遠い話から、現在の各自の年間治療費の話になり日本の保険制度のありがたさを語しました。毎年半年ごとに保険組合から送られてくる通知書をみて、総額に驚いたり、前年度より金額の差が生まれる事に思いをはせたりする事が皆にあり、それぞれの想いがうなずけるものでした。

 

<マーカーの変化>

 体験者のお二人も、血液検査で腫瘍マーカーの検査を受けてらっしゃり最近マーカーの数値が変化してきたとのこと。

 「マーカーの数値に一喜一憂することは無い」と医療機関の方から言われることはありますが、当事者としては割り切れないモノがあります。今回のお二人は状況をみて主治医と相談のうえ定期検査の時に項目を増やしたり他には臨時の検査を受けたりしているそうです。マーカーの上昇が気になるお一人は、近日に臨時検査を受けるそうです。(その後に、検査結果に異常なしとの連絡を受けました。)

 身体の内でおこっていて自覚症状がないなかでの指数となるモノなので、検査時期や内容そして実生活の見直しにも役立たせようと私は考えています。特に私の場合は、年1回の定期検診なので過去1年間の成績表と思っています。

 

この他にも、時には良い事があればとお花をプレゼントをいただきました。また私が「卓晏スピンオフ会」を羨ましいと言っていたら次回の会合に参加させていただけるとの連絡もいただきました!

 

当会では仕事帰りに寄れるように、と平日夜間に開催しております。

 美味しくて体に優しい晩ごはん付きです。 ぜひお気軽にご参加を^^

 

 (文責:山本)